種名は人名T.Lobbに因む。タイ、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオなどの低地林および産地林の樹木に着生する常緑多年草。匍匐茎から5~6cm間隔に卵形の球茎を生じ、光沢ある革質葉1枚を頂生する。植物体全体に光沢がある。球茎は高さ3~5cm、厚さ2~3cm。葉は長楕円形、長さ15~20cm、半分より先がもっとも広い。花茎は球茎基部から生じ、直立または斜上し、高さ15~20cm、1花を頂生する。花は平開し、径6~8cm。多肉質で香りがある。萼片と花弁は黄褐色で赤褐色の筋や点が全体に入り、花弁は後方に反る。中心にある舌状で大きい唇弁が微風によって揺れ動くさまが人目をひく。大株は同時に数本の花茎を伸ばして複数の花を咲かせる。自生地などの違いにより花の色や形に個体差があり、いくつかの品種(個体)がある。開花期は春から夏。栽培は容易。中高温性。空中湿度の高い環境を好む。
更新した:2014/09/12
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