種小名はギリシャ語のlax(まばらな、散開する）とflorum(花の）の合成語から。フィリピン～東南アジアに分布する多年草。標高100~1800mにある河川近く、低地の丘や低い山地の林に生育する。草丈は8~10cm。偽鱗茎は卵形で横に連なる。長い葉柄を持った長楕円形の葉を一枚頂生する。3~5月頃、長い花茎を伸ばし、その先に、散形花序風の花序を出し、１茎に10個前後の白色の小花をつける。花茎は、開花時には弓状に下垂する。唇弁の喉部には黄色い模様が入る。花径1.5cm。かすかな香りを放つ。花命は5~7日。栽培は容易。
更新した:2014/10/01
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