インド、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど、海抜1000～1500mの高地の森林の樹幹に着生する小形の原種ラン。多年草。長さ2～3㎝で長楕円形の偽鱗茎を持ち、その先に葉柄を持たない長楕円形の葉をつける。10～12月頃、長さ10～14㎝程度の花茎を伸ばし、とてもユニークな形状の花をつける。萼片２枚が細長くのび、その先端は捩れるようにしてさらに伸びている。個々の花はさほど長くは開花していないが、次々と開花するので、長い期間花を楽しめる。花色は個体による変化が少ない。園芸界ではシルホペタラム属(Cirrhopetalum)に分けられることが多い。栽培は容易。
更新した:2014/10/01
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