種小名は「鎌状の」の意。花茎の形状を示している。アフリカ中・西部の標高1400m以下の森林の樹幹に着生、まれに岩生するランである。長さ7cm程度で、2稜または4稜を持つ偽鱗茎の頂部に革質で長さ15cm程度の葉を2枚つける。葉形は長楕円形。冬～春にかけて長さ15cm前後程度で平たい鎌形の花茎を伸ばし、その両面に小花を一列に並べてつける。エンドウ豆の鞘のような穂状花序は異様。花径は1cm程度である。花や草姿は個体による変化がある。園芸会ではメガクリニューム属に分けられることが多い。明るくて風通しのよいところを好む。栽培は容易。
更新した:2014/10/01
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