ロンギセパラム バルボフィルム属

学名:Bulbophyllum longisepalum

種小名はギリシャ語のlongus(長い)とsepalum(萼片)の合成語から。ニューギニア島原産の着生ラン。大型の花を咲かせる種。草丈8~12cm。長さ2.5~3cm程度で4稜を持った偽鱗茎は厚味のある革質で楕円形の葉を1個頂生する。葉は幅が広く中心部で浅く凹みを見せ、表面には幾分光沢があり、先端には突起がある。偽鱗茎の根際から4~5cm程度の花茎を立ち上げ、花茎2.5cm、花長9cm程度の表面におびただしい斑点模様のある花を1~3個つける。花径8~13cm。花色は褐色で、独特の迫力がある。萼片がとても長く花に覆い被さるため、花とも思えぬ異様な花姿となる。花命10~14日。開花期は冬。栽培は容易。

更新した:2014/10/01
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