日本から台湾にかけて、およびスリランカとインドに分布し、樹幹などに着生する常緑の多年草。草丈15 ~ 25cm。偽鱗茎は楕円形で、高さ1~2.5cm、1葉が頂生する。葉は楕円形、革質、光沢があり、長さ10~18cm、幅3~6cm、基部に短柄がある。花茎は細く、ふつう緩やかに垂れ、長さ10~20cm、先端に2~6花が散形状に集まる。花は黄白～黄緑色、赤みが強いものもある。花径4cm。側萼片は線状披針形、背萼片の3倍以上長く、3~5cm、外側の上縁の一部が互いに接着する。花弁は赤みが強く、長く約0.6cm。唇弁は舌状、長さ0.4cmたらず。蕊柱の先に１対の細い付属物がある。花命は7 ~ 10日。開花期は初夏から秋。栽培は容易。
更新した:2014/10/01
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