台湾、中国、日本に産する。草丈3~5cm。偽鱗茎は卵形、長さ0.5~1cm、1葉を頂生する。葉は革質、楕円形、長さ0.3~0.45cm、先端が鋭頭。花茎は偽鱗茎の基部から抽出し、一般に葉より長く、散形花序に2~4花をつける。中萼片は卵状楕円形、長さ約0.3cm、先端が鋭い、筋が3本入る。側萼片は披針形、長さ0.5~0.6cm、同じく先端が鋭く、筋が3本入る。花弁は匙状、長さ約0.2cm、先端が鈍頭、筋が3本入る。花径0.5cm。唇弁は肉質で、舌状、下に湾曲する。蕊柱は歯状、長さ約0.7mm。花命7~10日。開花期は春～夏。栽培は容易。
更新した:2014/10/17
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